29 4月

DJI Ronin-Mについての良くある質問

DJI RONIN-Mの予約の取り扱いを開始いたしました。オリジナルのRONINに比べて重量と価格が半分となり、3.6Kgまでのセットアップの小型の3軸ブラシレスジンバルとなります。

こちらではRonin-Mの関しても良くある質問を翻訳して掲載しています。ご予約はこちらからどうぞ!

Ronin-Mで撮影された映像のビハインドザシーン。Ronin-Mをラジコンカーに取り付けして机の下を走らせて撮影したり、マルチコプタ(S1000)にRoninをジップタイでぶら下げ、上空から降りてきた人ジンバルを地上で受け取ったオペレーターがジップをカットしてそのまま地上で撮影するといったシーンもあります。

【DJI RONIN-Mよくある質問】

Ronin-MとオリジナルRoninの主な違いは何ですか?

Ronin-Mはずっと軽量で、よりコンパクトで、より簡単に持ち運びができます。スペースや柔軟性が必要なより幅広い場面でも撮影できるでしょう。プロや熱意のあるフィルムメイカーに最適です。Ronin-MはDJIの最新の安定化テクノロジをより幅広いクリエーターへお届けします。重たいカメラ、大きなレンズ、プロ用のツールを一緒に使う場合などは、より重たく、大きな容量が必要なオリジナルのRoninが適しています。Ronin-Mは多くの撮影の現場に場合に必要な十分な力を発揮します。

Ronin-Mは何に使えるのですか?

Ronin-Mは3軸カメラ安定化ジンバル装置で、さまざまな種類のカメラの撮影で、スムーズで安定した手持ち撮影を可能にします。

スムーズトラックモードとは何ですか?

スムーズトラックはシングルジンバルオペレーション時に、チルトパンの動作も含め、スムーズで安定したカメラ角度の変更を可能にします。この機能によりシングルオペレーターによるクロースアップシーンやワイドアングルのフレーミングをとても簡単にします。

Ronin-Mの重量は?

2.3Kgで、オリジナルRoninのほぼ半分の重量です。この重量にはバッテリーとハンドルを含みます。

なぜRonin-Mの重量はたった2.3Kgなのですか?

Ronin-Mのフレームはマグネシウムでできています。製造が難しいため、他のほとんどのジンバルではマグネシウムは使用されていません。より高い頑強さと重量を軽減させるためにマグネシウムは次世代の素材となります。

Ronin-Mに搭載できる重量は?

最大3.6Kgとなります。

Ronin-Mは何でできていますか?

ジンバルのメインボディはマグネシウムでできています。

Ronin-Mがサポートしているカメラは?

Ronin-MはソニーA7S、Canon5D、Nikon D800、GH4その他を含む3.6Kgまでの幅広いカメラシステムに対応しています。Ronin-Mは簡単にバランス調整ができ、オートチューンモードにより最適な設定を行います。

Ronin-Mのコントロール可能範囲は?

Ronin-Mはチルト105度上、165度下、ロール±110度とオリジナルRoninより幅広いコントロール角度となります

サイレントモードとは何ですか?

サイレントモードは屋内や狭い場所での撮影などノイズを減少させる必要のあるシチュエーションで使用できるRonin-Mモーターのノイズを減少させるためのモードです。Ronin-Mの安定アルゴリズムを小さな変化と安定化用に切り替え、録音機材にモーターのノイズが録音されないようにします。

どのようにしてハンドバーを取り外しできますか?なぜ取り外したいと思うのでしょうか?

左右のハンドバーはスクリューを回し簡単に取り外しができます。Ronin-Mを持ち運ぶ際や本当に小さなエリアで使用する必要がある場合に便利です

最初にバランスをとり、使い始めるのは難しいですか?

バランスをとり、撮影をはじめることはとても簡単です。カメラバランスにツールは必要なく、オートチューン安定化が1ボタンで行えます。異なるカメラセットアップの変更も簡単でシンプルです。

Ronin-Mは持ち運び用ケースと一緒に届きますか?

いいえ。Ronin-Mはオリジナルの箱に入って届きますが、持ち運び用ケースは付属しません。なぜならRonin-Mは簡単に分解でき、バックパっクや他のバックに簡単にフィットするからです。

Ronin-Mはリモートコントロールと一緒に届きますか?

はい。Ronin-Mは2オペ用の送信機と一緒に発送されます。これによりセカンドオペレーターがパン、チルト、ロールをRonin-Mの動きと独立して操作することができます。セカンドオペレーターの送信機はモードとスピードも選択することができます。

Ronin-Mはスタンドと一緒に届きますか?

はい。Roninを保管、中断、チューニングするためのスタンドも一緒に届きます。このスタンドは延長可能で、上部を簡単に取り外すことができます。これにより通常のCスタンドで使用することも可能です。

Ronin-Mはフル充電のバッテリーでどのくらい使用できますか?

カメラリグ、ジンバルの使用方法によりますが、3400mA 4S専用スマートバッテリーでRonin-Mは6時間以上稼働できます。

Ronin-Mには何個のバッテリーが含まれていますか?

Ronin-Mは1つのバッテリーが含まれます。

オリジナルRoninのバッテリーはRonin-Mで使用できますか?

オリジナルのRoninバッテリーはRonin-Mで使用できますが、Ronin-MのバッテリーはオリジナルRoninでは使用できません。

Ronin-MのバッテリーはPhantom2/3シリーズのバッテリーと同じですか?

いいえ。Ronin-MのバッテリーはPhantomシリーズのフライトバッテリーとは異なります。

Phantom2/3シリーズの充電器をRonin-Mのバッテリー充電に使用できますか?

いいえ。付属の専用バッテリー充電器を使用してください

Ronin-Mリモートコントローラーのコントロール範囲はどれくらいですか?

内臓のDJI受信機と付属の送信機の組み合わせで、100-200mのコントロール範囲となります。D-Busポートが用意されており、外部の送受信機を使用することも可能です。

Ronin-Mを組み立てるために、特別なツールや講師が必要ですか?

いいえ。Ronin-Mはとても簡単で、クイックリリースハンドルを取り付けるだけです。

Ronin-Mモバイルアプリはなんのため?

DJIアシスタントアプリはBluetooth経由でシステムのパラメータを変更するために使用できます。

Ronin-Mアプリはどこで手に入りますか?

AppStoreで”DJI Assistant”と検索してください。Andoridアプリも近日公開予定です。

Ronin-MのコントローラーはPhantomシリーズと同じですか?

いいえ。Ronin-MはDji Phantomシリーズと互換性はありません。

Ronin-Mは防水ですか?

いいえ。システム、バッテリー、モーター、他の電子機器は防水ではありません。

Ronin-Mをマルチコプターや飛行プラットフォームに取り付けできますか?

Ronin-Mは手持ち安定用に設計されていますが、クイックリリースマウント機能により、エアクラフトに取り付けできる可能性があります。Ronin-Mは空撮用のダンピングプレートやラバーダンパーはありません。また飛行中の安定化の結果は異なる場合があります。Ronin-Mを飛行させるプラットフォームは、Ronin-Mとカメラシステム合計の重量を十分に搭載できるペイロードが必要です。

【仕様】

【内蔵機能】
3つのオペレーションモード
アンダスラグモード
アップライトモード
ブリーフケースモード
内蔵の独立したIMUモジュール
DJI ジンバルドライブモーターとエンコーダー
Bluetoothモジュール
USB接続
2.4Ghz受信機能内蔵
温度センサー
DJI 32bit DSPプロセッサー
D-BUS受信機サポート

【カメラトレイサイズ】
・ 重心からベースプレートまでの最大の深さ:120mm
・ カメラベースプレートからトップまでの最大高さ:195mm
・ 最大幅:160mm

【アクセサリー・電源接続】

12V Pタップx2、USB 500mW x 1
DJI LightBridge x 1

【GCU入力電源】
4S Ronin-Mバッテリ

【接続可能】
2.4Ghzリモートコントローラー、Bluetooth4.0、USB2.0

【アシスタントソフトウェア必要要件】
Windows XP SP3; Windows 7; Windows 8 (32 または 64 bit);Mac OS X 10.9以上

【モバイルアシステントソフトウェア】
iOS7.0以上のモバイルデバイス

【稼働電流】
静的電流 300mA(@16V)
動的電流 600mA(@16V)
モーター固定電流:最大10A(@16V)

【運用可能温度】
-15° C ~ 50° C

【重量】
2.3Kgハンドルバーを含む

【ジンバルサイズ】
500mm(W) x 210mm(D)x 420mm(H)

【最大搭載可能重量】
3.6kg

【稼働振動角度】
± 0.02°

【最大回転速度】
パン 90°/s
チルト 100°/s
ロール 30°/s

【機械的稼働角度範囲】
パン 360°
チルト +105° /-165°
ロール ± 110°

【コントロール可能角度範囲】
パン 360°
チルト +105° /-165°
ロール ± 25°

10 4月

SimpleBGC 32bit用ファームウェア 2.50b2リリース

GUI (Windows, OS X, Linux): SimpleBGC_GUI_2_50b2.zip (8Mb 3.04.2015)

新機能

  • プログラム可能!リファレンスはこちら )
  • IMU温度キャリブレーションと補正
  • システムのレスポンスを解析する新ツール “アナライズ”
  • ゲイン設定可能なノッチフィルター
  • “モーター出力”設定グループをプレプロファイルベースに移動
  • GUIとファームウェアがBLEモジュールコミュニケーションサポート(テスト中)
  • 外部PIコントローラーの値を設定するための、新しい設定グループ”外部PIコントローラー”追加。
  • 新オプション”スワップフレーム&メインセンサー”。フレームIMUをメインIMUとして使用可能に。
  • 新オプション”ジャイロデットバンド”ゼロ付近のジャイロノイズをカットする。
  • “I2Cハイスピード”オプション。使用には気をつけてください。ハイスピードモードはI2Cエラーを引き起こす場合があります。

バグフィクス:

  • リセット後にデョフォルトプロファイルにアップサイドコマンドが呼ばれる問題を修正
  • “スキップジャイロキャリブレーション”を無効にしていた場合にアップサイドダウン認識が動作しない問題を修正。
  • フォローモードで大きなスピードを設定していた場合に加速リミットが効かない問題を修正

エンコーダーバージョン

  • 異なるエンコーダータイプが軸ごとに選択可能
  • サービスタブでモーターサウンドのボリュームを変更可能
  • エンコーダーキャリブレーションのバグ修正

SimpleBGCボードへプログラム書き込みが正規リリースされました。自動的に360度パンをして上・中・下と3段でパノラマ写真を撮影するスクリプトを1ボタンに割り当てたり、スライダーと組み合わせて、チルト・パンするタイムラプス映像を撮影できたりと様々な使い方ができそうです。

スワップフレーム&メインIMU機能も嬉しい。BasecamSimpleBGC Tinyボード付属のIMUセンサーをメインセンサーとして使用し、ボード内蔵のIMUをセカンドIMUとして設定することもできるようになりました。

エンコーダー版(ハードウェア・ソフトウェア両方の対応が必要ですが、モーターの絶対位置をフィードバックできるのでドリフトがなくなる上、カメラバランスも簡単に取れるようになります)も着実に進化しています。

SimpleBGCボードはこちらからお買い求めください。

04 2月

一脚とGoPro3軸ジンバルを使って簡易クレーン/ジブテスト

一脚とGoPro用3軸ブラシレスジンバル 5mケーブル SteadyGim3 Riderを使った簡易クレーン、ジブのテストをしてみました。

3Dプリンタで一脚の脚に取り付けるパーツを出力。
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3軸ジンバルを取り付けます。
IMG_6261

IMG_6263

簡単なテスト。やっぱり練習必要ですがお手軽にクレーン撮影ができます。

手元にジョイスティックがありチルトがコントロールできます。(YAWはできません)

29 1月

軽量・コンパクト 3軸ブラシレスジンバル DEFY G2X

軽量・コンパクト 3軸ブラシレスジンバル DEFY G2Xの予約受付を開始いたしました。

DEFY G2X | MAKING AN IMPRESSION from DEFY on Vimeo.

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※現在予約受付中 注文順に2月後半からの出荷となります。

DEFY G2x ジンバルは、軽量でこのクラスでもっともパワフルなジンバルです。

様々な分野の映像制作の現場で利用できるよう軽量、コンパクトでありながら、十分なパワーがあり、精密に安定を保つよう設計されています。

様々なカメラの重量に対応できるよう、事前に設定されたオートチューンモードが搭載されており、ソフトウェアの設定やキャリブレーションの作業を最小にすることができます。

またカメラトップで自立するため、バランスを取るためにスタンドを使う必要がなく、箱を開けて3分以下で撮影することができます。

センサーがジンバルの上下の向きを自動的に認識し、ユーザーは上下どちらのモードでも使用することがで、長時間にわたる撮影でもより自然で疲れない、姿勢、カメラポジションで使用できます。

G2XはSony A7S、Panasonic GH4などのミラーレスカメラから、Canon 5D /7D、Nikon D800などの一眼レフまで、1.6Kgまでのレンズとボディの組み合わせに対応しています。

プロモーション映像はこちら!https://vimeo.com/117008740

– 最大 1.6Kgまでのカメラ・レンズの組み合わせ対応
– 3分でバランス調整ができるビルトインスタンド
– 事前設定済みのオートチューンモード
– カメラ向きを自動認識するデュアルIMUセンサー
– たった2Kgと非常に軽量でコンパクト
– 配線を隠し、簡単な設定を可能にするシンプルで高級感のあるデザイン
– メールによるテクニカルサポート

【仕様】
■ 対応カメラ
– Black Magic Pocket Cinema (ブラックマジックポケットシネマ)
– Panasonic GH2, GH3 GH4
– Sone NEXシリーズ, A7S, A6000
– Canon 5D / 7D と 16-35Lシリーズレンズ, 24-105Lシリーズ、または軽量のレンズ
– Nikon D800 と 1.6Kg以下のボティレンズの組み合わせ
– など様々なカメラに適合

■ 一般情報
– 事前設定済みのオートチューンモード
– 32bitコントローラーボード
– デュアル IMUセンサー
– Bluetoothモジュール(技適取得済み)
– ジョイスティック接続可能(別売)
– 無線コントロール接続可能(別売)
– 反転モードでバランス調整するための組み込みスタンド
– ジンバル重量 : 2Kg
– 最大搭載重量 : 1.6Kg

■ メカニカル
– 使用可能温度 : -12℃〜43℃
– パン・チルトの精度 : 0.02度

■ 電源とバッテリー
– 4セルリポバッテリー 2250mAh 14.8V
– 100V対応スマート充電器
– 1バッテリー120分運用 (2バッテリー付属)

■ コントローラー
– 32bit USA製造コントローラーボード
– Mini-USBとBluetooth接続可
– パン/チルト用のジョイスティック接続可(別売)
– パン/チルト用無線操作(ラジコン)接続可(別売)

■FAQ
– Q. G2Xは航空機の持ち込みサイズに入りますか?
A. もちろん!G2Xはいつも旅しているようなモバイル映像作家に向けて設計されています。付属の専用フォームごと、バックパック、小さなペリカンケースや、トラベルバックに入ります。

– Q. カメラ・レンズが1.6Kg以上の組み合わせの場合は?
A. DEFY G5の使用をおすすめします

– Q. パンとチルト可能?
A. 別売りのジョイスティック(1人オペレーション)か、ラジコンコントローラー(2人オペレーション)を利用できます。

合同会社パワナはDEFY正規代理店です。

23 10月

SimpleBGC GUI 2.43がリリース

SimpleBGC2.43がリリースされました。

主な機能は以下の通りです。
– 新しいGUI”変更可能な数値タブ”が追加され、RCのダイアルを使ってリアルタイムに様々なパラメータを変更できるように。
– モータビープの音色が増える
– シリアルAPIコマンドが増える
– PIDオートチューニングがより精密に
– すべての設定を一つにファイルに保存-読み込み

http://www.basecamelectronics.com/downloads/32bit/

08 9月

SimpleBGC 2.42b7リリース

SimpleBGC 2.42b7がリリースされました。
大きな進展としてとして(ようやく)osx/linuxでのアップグレードに対応しました。
他は小さな機能追加、バグフィクスとなっています。

  • バグフィクス:フォローモードでROLLがロックしている場合に、初期角度が反映されない問題を修正。
  • 新コマンド:LOOK_DOWN。RCタブのコマンド設定で90度真下を向ける設定が追加されました。空撮中に真下を撮りたい場合にスイッチにコマンド割り当てできます。
  • 新コマンド:ホームポジション。設定した初期角へ戻るコマンドが追加されました。スピードコントローラーでカメラコントロールした場合は、どこを向いているか分からなくなりますが、スイッチを割り当てておくことで、初期角度(真正面)に戻すことができます。上のLOOK_DOWN機能と合わせて使うことで真下に向ける、正面に向けるが簡単に切り替えすることができます。
  • “アップサイドダウン”モードに切り替えてから、実際にジンバルを持ち替えるために、4秒間の待機時間を追加しました。(ハンドヘルドジンバル向け)
  • (GUI)”最後のユーザープロファイルを覚えておく”オプションが追加されました。設定をオンにしていない場合は起動時にディフォルトのプロファイルが使用されます。
  • (GUI)MacOSとLinuxでファームウェアのアップグレードが可能になりました。
  • (GUI)より詳しく解析するためCSVファイルにリアルタイムデータを保存するオプションが追加されました。

ダウンロードはこちらから。
http://www.basecamelectronics.com/downloads/32bit/

SimpleBGCボードは正規品を購入ください。ライセンス認証があり、対策も強化されつつあるためコピー品はアップグレードができなくなる可能性があります。

26 8月

一眼レフ用ブラシレスジンバルアップグレード+キット割引セール中

一眼レフ用のAIRHH5DがGM60-80Tモーターx2にアップグレードされました。ヨー軸とロール軸にGM60-80T、チルト軸にBGM5208-75が使われています。
組み立ては配線の取り回しが少し面倒なので時間がなければ完成品をご利用ください。

キット9/5まで20,000円引セール中!

組み立て・調整済み:http://airshop.pawana.jp/items/586107
キット:http://airshop.pawana.jp/items/586099

24 8月

SimpleBGC2.42の適応PIDについて

SimpleBGC2.42で適応PIDという項目が追加されました。適応PIDはRMSエラーの増加に伴いPDの値を下げるという機能で、エラーがおこる前にPIDを下げることで共振状態に入らないようにします。

これはPID設定、フィルター設定を詰めた後でモニターを見ながら、角度が大きくなった際等に共振に入るようであればこの設定項目を使用します。
通常状態で、周期的な振動が発生しているうだと、このチェックを外してPIDとフィルターの設定に戻ります。

スクリーンショット 2014-08-24 11.38.25

ちなみにオートPID時、モーターの同期がずれることは普通なのでエラーメッセージに表示されるモーター脱調は気にする必要ありません。

21 8月

SimpleBGCノッチフィルタ

SimpleBGCGUI2.42で搭載されたフィルタ機能のノッチフィルタを使うことでより高いPD値を設定をすることができます。

高周波数の振動がでるまでPIDを上昇させ、モニタでどの軸のどの周波数の振動が発生しているか確認し、ノッチフィルタを設定します。幅はできるだけ狭く設定します。ノッチフィルタを設定すると振動の周波数がシフトするので、少しずつ幅を広げ、十分にカバーできる最小の幅を設定してください。

フィルタの設定が終われば再度PIDを上昇させます。ノッチフィルタは軸ごとに3つまで設定できるので、違う周波数の振動が発生した場合はノッチフィルタを追加できます。どの軸が振動しているかわからなくなればパワーを0にして軸ごとに確認します。(同時に二つの軸が同じ周波数の振動を起すこともあります)

エアパワナからご購入いただいた方には可能な範囲でメール無料サポートをさせていただいております。

20 8月

SimpleBGCでどの軸が振動しているか見つける方法

モニタータブのジャイロの値のみだとどの軸が振動しているのか分からないことがあります。
その場合は「受信拡張デバック情報」にチェックを入れてRMS_ERR_R、RMS_ERR_P、RMS_ERR_Yの値のみを表示します。
振動し始めるまで、ゆっくりとジンバルを傾けます。もっとも大きく上がったグラフが振動の軸となります。Rがロール、Pがピッチ、Yがヨーです。

PIDの調整で問題が解決しない場合、問題の軸が見つかったらFREQデータで振動の周波数を確認、ノッチフィルターを作成してその周波数の振動を減少させます。