16 4月

DJI Inspire1 ファームウェアアップデート 1.2.1.0

DJI Inspire1のファームウェアがアップデートされました。アップデートの内容と更新方法は次の通りです。ご確認ください。

  1. ファームウェアアップデート v1.2.1.0
  2. iOS用DJIパイロットAppアップデート v1.0.3

主要なアップデート

  1. 電波干渉や他のエラーが発生した場合に、自動的にP-ATTIモードに移行する可能性を下げた
  2. 突然フライト中にジンバルがドリフトする問題を修正
  3. 移動中の表面からの初期化とテイクオフをサポート(船や自動車など)
  4. インテリジェントランディングギア機能を追加。テイクオフして最初に1.2m以上上昇した場合に自動的にギアを上げ、0.8m以下になった場合に自動的にギアを下げます。この機能はパイロットアプリからオンオフを設定できます
  5. フライト禁止ゾーンを更新
  6. リターンホームを最適化。20m以上の高度がある場合にスティックを動かすことで、機体の上昇を中止することができます。
  7. インテリジェントフライトバッテリーの充電・放電が必要な場合にパイロットアプリがアラートを表示します。
  8. フライト前にバッテリーが完全に充電されているかアラートを表示
  9. GPSなしの場合に120mの高度制限。
  10. HDMI出力のOSD表示を最適化
  11. パイロットアプリはそれぞれのバージョンの代わりに統合されたバージョンを表示するよう変更
  12. ホームポジションをRCポジションに変更した際に、前のポジションとの距離をアラート表示
  13. P-ATTI/ATTIに入った場合になぜ入ったかをパイロットアプリに表示
  14. リターンホームに入った場合により詳細な情報を表示
  15. ジンバルのUSBポートに他のデバイスが接続された場合にジンバルの動きを停止
  16. ジンバルキャリブレーション機能を最適化
  17. ビジュアルポジションシステムの安定を最適化

注意:

・ アップグレード後に必ずコンパスキャリブレーションを行ってください。

・ 機体のモーターはアップグレード後にロックされます。DJIパイロットアプリを起動し、ロックを解除してください

 

アップデートの方法

  1. バッテリーとSDカードの容量を確認。 – バッテリーは50%以上で100MB以上の容量がSDカードにあることを確認
  2. ファームウェアのアップデートの準備
    1. DJI webサイトから最新のパッケージをダウンロード
    2. SDカードをPCに接続し、SDカードの直下に解凍したファイルをコピー。SDカードをPCから抜き、電源がオフのInspire1のジンバルのSDカードスロットルにカードを挿入
  3. 機体アップデート
    1. リモートコントローラーがオフになっていることを確認し、機体の電源を入れます。アップグレードは自動的にはじまります。アップグレード中は絶対に電源をオフにしないでください。
    2. 約25分かかります。D-D-D-Dサウンドがなっている間はアップグレードのプロセスが実行中です。D—DDサウンドになると正常にアップグレードが完了しています
    3. SDカードのtxtファイルを開いて、正常にアップグレードが完了しているか確認してください。正常の場合は”result:success”と書き込まれます。もしも”result:failed”と書かれている場合は、再度アップグレードを実行してください
  4. コントローラーファームウェアアップグレード
    1. 送信機の電源がオフであることを確認し、USBポートにSDカードリーダーを接続し、上のSDカードを接続します。SDカードリーダーがない場合は、Inspireのカメラと送信機のUSBポートをUSBケーブルで接続します。
    2. 送信機の電源を入れ、60秒待つとアップグレードが始まります。アップグレード中は絶対に電源をオフにしないでください。
    3. アップグレードには約10分かかります。送信機のLEDが青になり、ビープサウンドでアップグレード中のプロセスが実行中であることがわかります。LEDが緑になり、サウンドが止まるとアップグレードは正常に完了しています。
  5. バッテリーファームウェアのアップデート
    1. フライトバッテリーのファームウェアは機体のアップグレード中に行われます。SDカードにファームウェアファイルを入れたままにしておくことをお勧めします。自動的に機体の電源が入った場合にアップデートが行われます。