23 7月

Raspberry pi + Navio+ コントローラー セットアップ

RaspberryPiを使ってマルチコプタ、飛行機、ローバー(自動車)、船などを自立航行ロボット化できるNavio+シールドです

SDカードイメージのダウンロード

Emlidが用意しているリアルタイムLINUXのSDカードイメージをダウンロードします。RaspberryPi1用RaspberryPi2用がそれぞれ用意されています。

SDカードイメージをSDカードに書き込む

OSXではコマンドラインから書き込むのが簡単です。
[code]
#SDカードのディスクを探す
diskutil list

#ディスクをアンマウント
diskutil unmountDisk /dev/disk4

#書き込み
sudo dd bs=1m if=<イメージファイル>.img of=/dev/<disk番号>
#ex. sudo dd bs=1m if=2014-09-09-wheezy-raspbian.img of=/dev/disk4
[/code]

Navio+ボードとRaspberryPiを接続

RaspberryPi2の場合はそのまま。RaspberryPi1に接続する場合はSDカードスロット側に合わせて接続します。

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初期セットアップ

電源を投入して、ローカルネットワークに接続しsshアクセス、またはRaspberryPiに直接HDMIディスプレイとキーボードを接続して設定を行います

初期ユーザーはpi、パスワードはraspberryです。

[code]
#raspberry piのIPでアクセス ホスト名はnavio-rpi
ssh pi@192.168.1.111
[/code]

USBのWiFiドングルを接続し、Wifiの設定などを行います。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf 編集
[code]
network={
ssid="yourssid"
key_mgmt=WPA-PSK
psk="yourpasskey"
}
[/code]

APMをインストール

RaspberryPiにログインし以下のコマンドを実行します。

[code]
wget http://emlid.com/files/APM/apm.deb
sudo dpkg -i apm.deb
[/code]

APM起動

コンソールで次のコマンドを入力します。
以下のIPアドレスはグランドステーションのIPアドレスを指定します。
-quadの部分は機体に合わせて変更してください。

[code]
sudo ArduCopter-quad -A udp:192.168.1.2:14550
[/code]

APMがRaspberryPi起動時に自動起動するように/etc/rc.localに次の行を書き込みます
[code]
sudo ArduCopter-quad -A udp:192.168.1.2:14550 -C /dev/ttyAMA0 > /home/pi/startup_log &
[/code]

グランドコントロールステーションに接続

ArdupilotPlannerをダウンロードして、IPを指定して接続し初期設定を行います。

コマンドラインからAPMにアクセスするにはMAVProxyを使用します。MAVProxyはコマンドベースのグランドステーションソフトウェアです

[code]
pip install mavlink mavproxy console wp
[/code]

[code]
>mavproxy.py –master 192.168.1.2:14550 –console
[/code]

あとはAPMやPhixhawkと同様にESC、モーター、送受信機、バッテリー、GPSなどを接続し、初期設定するとフライト可能です

映像転送(ビデオストリーム)設定

Navio+とRaspberryPi2を使えば映像転送は非常に簡単に実現できます。(ビデオストリームはRaspberryPi2を使用してください)
リアルタイムビデオをPC、タブレット、スマートフォンなどに転送できます。

カメラハードウェア

RaspberryPiカメラモジュールを使った方法を説明します。USB-WEBカメラも使用可能です。Raspberry PiカメラモジュールはRFノイズが発生し、GPSに影響を与えるため、ケーブルとカメラモジュールをアルミニウム・銅のフォイル/テープでシールしてください。

インストール

RaspberryPiにソフトウェアをインストールします。
[code]
sudo apt-get install gstreamer1.0-plugins-good gstreamer1.0-plugins-bad gstreamer1.0-libav
[/code]

モニタ

モニタ側にLinuxを使用している場合は次のコマンドを入力
[code]
sudo apt-get install gstreamer1.0-plugins-good gstreamer1.0-plugins-bad gstreamer1.0-libav
[/code]

アンドロイドタブレットを使用する場合はQtGStreamerHUDアプリをインストール

OSXを使用する場合はbrewでのインストールが簡単です
[code]
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
brew update
brew install gstreamer gst-libav gst-plugins-ugly gst-plugins-base gst-plugins-bad gst-plugins-good
[/code]

Windowsの場合はgstreamer for Windowsをインストール。

映像転送起動

コンピューター側のgstを起動するとRaspberryPiからの映像待機状態となります。ストリームが届くと映像が表示されます
[code]
gst-launch-1.0 -v udpsrc port=9000 caps=’application/x-rtp, media=(string)video, clock-rate=(int)90000, encoding-name=(string)H264′ ! rtph264depay ! avdec_h264 ! videoconvert ! autovideosink sync=f
[/code]

RaspbeeryPi側IPを指定して次のコマンドを入力します。これも/etc/rc.localで自動起動するようにしておくとよいでしょう。
[code]
raspivid -n -w 1280 -h 720 -b 1000000 -fps 15 -t 0 -o – | gst-launch-1.0 -v fdsrc ! h264parse ! rtph264pay config-interval=10 pt=96 ! udpsink host=<remote_ip> port=9000
[/code]

-b-fps フラグでビットレートとfpsを設定できます

11 7月

BuildTakシート3Dプリントのコツ

BuildTakを使う場合、これまでカプトンテープやブルーテープで行っていた方法と同じノズル高だとくっつきすぎて取り外しが非常に難しかったり、シートを痛めてしまうことがあります。
Buildtakシートを最高の条件で使用するために3Dプリンタとプリント設定に合わせてノズル高の調整が必要です。ノズル高(ノズルとBuildtakシートの隙間)の調整は取り外しやすさと吸着の最適なスポットをさがします。

以下のTIPSを参考にしてください

– ノズルがBuildTakシートに近すぎ、最初のレイヤーを均すようにプリントしている場合(カプトンテープやブルーテープではそのようにしたかもしれませんが)、プリント物は接着が強すぎ、取り外しが非常に難しいか、シートにダメージを与える可能性があります

– ベストスポットを見つけるために、これまで使っていたよりも高いノズル高からはじめてください。

– ノズル温度や素材、プリントスピードを変更した場合、最適なノズル高を再度見つける必要があります

20cm x 20cm , 25cm x 25cmのビルドタックの購入はこちらからどうぞ。


29 4月

DJI Ronin-Mについての良くある質問

DJI RONIN-Mの予約の取り扱いを開始いたしました。オリジナルのRONINに比べて重量と価格が半分となり、3.6Kgまでのセットアップの小型の3軸ブラシレスジンバルとなります。

こちらではRonin-Mの関しても良くある質問を翻訳して掲載しています。ご予約はこちらからどうぞ!

Ronin-Mで撮影された映像のビハインドザシーン。Ronin-Mをラジコンカーに取り付けして机の下を走らせて撮影したり、マルチコプタ(S1000)にRoninをジップタイでぶら下げ、上空から降りてきた人ジンバルを地上で受け取ったオペレーターがジップをカットしてそのまま地上で撮影するといったシーンもあります。

【DJI RONIN-Mよくある質問】

Ronin-MとオリジナルRoninの主な違いは何ですか?

Ronin-Mはずっと軽量で、よりコンパクトで、より簡単に持ち運びができます。スペースや柔軟性が必要なより幅広い場面でも撮影できるでしょう。プロや熱意のあるフィルムメイカーに最適です。Ronin-MはDJIの最新の安定化テクノロジをより幅広いクリエーターへお届けします。重たいカメラ、大きなレンズ、プロ用のツールを一緒に使う場合などは、より重たく、大きな容量が必要なオリジナルのRoninが適しています。Ronin-Mは多くの撮影の現場に場合に必要な十分な力を発揮します。

Ronin-Mは何に使えるのですか?

Ronin-Mは3軸カメラ安定化ジンバル装置で、さまざまな種類のカメラの撮影で、スムーズで安定した手持ち撮影を可能にします。

スムーズトラックモードとは何ですか?

スムーズトラックはシングルジンバルオペレーション時に、チルトパンの動作も含め、スムーズで安定したカメラ角度の変更を可能にします。この機能によりシングルオペレーターによるクロースアップシーンやワイドアングルのフレーミングをとても簡単にします。

Ronin-Mの重量は?

2.3Kgで、オリジナルRoninのほぼ半分の重量です。この重量にはバッテリーとハンドルを含みます。

なぜRonin-Mの重量はたった2.3Kgなのですか?

Ronin-Mのフレームはマグネシウムでできています。製造が難しいため、他のほとんどのジンバルではマグネシウムは使用されていません。より高い頑強さと重量を軽減させるためにマグネシウムは次世代の素材となります。

Ronin-Mに搭載できる重量は?

最大3.6Kgとなります。

Ronin-Mは何でできていますか?

ジンバルのメインボディはマグネシウムでできています。

Ronin-Mがサポートしているカメラは?

Ronin-MはソニーA7S、Canon5D、Nikon D800、GH4その他を含む3.6Kgまでの幅広いカメラシステムに対応しています。Ronin-Mは簡単にバランス調整ができ、オートチューンモードにより最適な設定を行います。

Ronin-Mのコントロール可能範囲は?

Ronin-Mはチルト105度上、165度下、ロール±110度とオリジナルRoninより幅広いコントロール角度となります

サイレントモードとは何ですか?

サイレントモードは屋内や狭い場所での撮影などノイズを減少させる必要のあるシチュエーションで使用できるRonin-Mモーターのノイズを減少させるためのモードです。Ronin-Mの安定アルゴリズムを小さな変化と安定化用に切り替え、録音機材にモーターのノイズが録音されないようにします。

どのようにしてハンドバーを取り外しできますか?なぜ取り外したいと思うのでしょうか?

左右のハンドバーはスクリューを回し簡単に取り外しができます。Ronin-Mを持ち運ぶ際や本当に小さなエリアで使用する必要がある場合に便利です

最初にバランスをとり、使い始めるのは難しいですか?

バランスをとり、撮影をはじめることはとても簡単です。カメラバランスにツールは必要なく、オートチューン安定化が1ボタンで行えます。異なるカメラセットアップの変更も簡単でシンプルです。

Ronin-Mは持ち運び用ケースと一緒に届きますか?

いいえ。Ronin-Mはオリジナルの箱に入って届きますが、持ち運び用ケースは付属しません。なぜならRonin-Mは簡単に分解でき、バックパっクや他のバックに簡単にフィットするからです。

Ronin-Mはリモートコントロールと一緒に届きますか?

はい。Ronin-Mは2オペ用の送信機と一緒に発送されます。これによりセカンドオペレーターがパン、チルト、ロールをRonin-Mの動きと独立して操作することができます。セカンドオペレーターの送信機はモードとスピードも選択することができます。

Ronin-Mはスタンドと一緒に届きますか?

はい。Roninを保管、中断、チューニングするためのスタンドも一緒に届きます。このスタンドは延長可能で、上部を簡単に取り外すことができます。これにより通常のCスタンドで使用することも可能です。

Ronin-Mはフル充電のバッテリーでどのくらい使用できますか?

カメラリグ、ジンバルの使用方法によりますが、3400mA 4S専用スマートバッテリーでRonin-Mは6時間以上稼働できます。

Ronin-Mには何個のバッテリーが含まれていますか?

Ronin-Mは1つのバッテリーが含まれます。

オリジナルRoninのバッテリーはRonin-Mで使用できますか?

オリジナルのRoninバッテリーはRonin-Mで使用できますが、Ronin-MのバッテリーはオリジナルRoninでは使用できません。

Ronin-MのバッテリーはPhantom2/3シリーズのバッテリーと同じですか?

いいえ。Ronin-MのバッテリーはPhantomシリーズのフライトバッテリーとは異なります。

Phantom2/3シリーズの充電器をRonin-Mのバッテリー充電に使用できますか?

いいえ。付属の専用バッテリー充電器を使用してください

Ronin-Mリモートコントローラーのコントロール範囲はどれくらいですか?

内臓のDJI受信機と付属の送信機の組み合わせで、100-200mのコントロール範囲となります。D-Busポートが用意されており、外部の送受信機を使用することも可能です。

Ronin-Mを組み立てるために、特別なツールや講師が必要ですか?

いいえ。Ronin-Mはとても簡単で、クイックリリースハンドルを取り付けるだけです。

Ronin-Mモバイルアプリはなんのため?

DJIアシスタントアプリはBluetooth経由でシステムのパラメータを変更するために使用できます。

Ronin-Mアプリはどこで手に入りますか?

AppStoreで”DJI Assistant”と検索してください。Andoridアプリも近日公開予定です。

Ronin-MのコントローラーはPhantomシリーズと同じですか?

いいえ。Ronin-MはDji Phantomシリーズと互換性はありません。

Ronin-Mは防水ですか?

いいえ。システム、バッテリー、モーター、他の電子機器は防水ではありません。

Ronin-Mをマルチコプターや飛行プラットフォームに取り付けできますか?

Ronin-Mは手持ち安定用に設計されていますが、クイックリリースマウント機能により、エアクラフトに取り付けできる可能性があります。Ronin-Mは空撮用のダンピングプレートやラバーダンパーはありません。また飛行中の安定化の結果は異なる場合があります。Ronin-Mを飛行させるプラットフォームは、Ronin-Mとカメラシステム合計の重量を十分に搭載できるペイロードが必要です。

【仕様】

【内蔵機能】
3つのオペレーションモード
アンダスラグモード
アップライトモード
ブリーフケースモード
内蔵の独立したIMUモジュール
DJI ジンバルドライブモーターとエンコーダー
Bluetoothモジュール
USB接続
2.4Ghz受信機能内蔵
温度センサー
DJI 32bit DSPプロセッサー
D-BUS受信機サポート

【カメラトレイサイズ】
・ 重心からベースプレートまでの最大の深さ:120mm
・ カメラベースプレートからトップまでの最大高さ:195mm
・ 最大幅:160mm

【アクセサリー・電源接続】

12V Pタップx2、USB 500mW x 1
DJI LightBridge x 1

【GCU入力電源】
4S Ronin-Mバッテリ

【接続可能】
2.4Ghzリモートコントローラー、Bluetooth4.0、USB2.0

【アシスタントソフトウェア必要要件】
Windows XP SP3; Windows 7; Windows 8 (32 または 64 bit);Mac OS X 10.9以上

【モバイルアシステントソフトウェア】
iOS7.0以上のモバイルデバイス

【稼働電流】
静的電流 300mA(@16V)
動的電流 600mA(@16V)
モーター固定電流:最大10A(@16V)

【運用可能温度】
-15° C ~ 50° C

【重量】
2.3Kgハンドルバーを含む

【ジンバルサイズ】
500mm(W) x 210mm(D)x 420mm(H)

【最大搭載可能重量】
3.6kg

【稼働振動角度】
± 0.02°

【最大回転速度】
パン 90°/s
チルト 100°/s
ロール 30°/s

【機械的稼働角度範囲】
パン 360°
チルト +105° /-165°
ロール ± 110°

【コントロール可能角度範囲】
パン 360°
チルト +105° /-165°
ロール ± 25°

16 4月

DJI Inspire1 ファームウェアアップデート 1.2.1.0

DJI Inspire1のファームウェアがアップデートされました。アップデートの内容と更新方法は次の通りです。ご確認ください。

  1. ファームウェアアップデート v1.2.1.0
  2. iOS用DJIパイロットAppアップデート v1.0.3

主要なアップデート

  1. 電波干渉や他のエラーが発生した場合に、自動的にP-ATTIモードに移行する可能性を下げた
  2. 突然フライト中にジンバルがドリフトする問題を修正
  3. 移動中の表面からの初期化とテイクオフをサポート(船や自動車など)
  4. インテリジェントランディングギア機能を追加。テイクオフして最初に1.2m以上上昇した場合に自動的にギアを上げ、0.8m以下になった場合に自動的にギアを下げます。この機能はパイロットアプリからオンオフを設定できます
  5. フライト禁止ゾーンを更新
  6. リターンホームを最適化。20m以上の高度がある場合にスティックを動かすことで、機体の上昇を中止することができます。
  7. インテリジェントフライトバッテリーの充電・放電が必要な場合にパイロットアプリがアラートを表示します。
  8. フライト前にバッテリーが完全に充電されているかアラートを表示
  9. GPSなしの場合に120mの高度制限。
  10. HDMI出力のOSD表示を最適化
  11. パイロットアプリはそれぞれのバージョンの代わりに統合されたバージョンを表示するよう変更
  12. ホームポジションをRCポジションに変更した際に、前のポジションとの距離をアラート表示
  13. P-ATTI/ATTIに入った場合になぜ入ったかをパイロットアプリに表示
  14. リターンホームに入った場合により詳細な情報を表示
  15. ジンバルのUSBポートに他のデバイスが接続された場合にジンバルの動きを停止
  16. ジンバルキャリブレーション機能を最適化
  17. ビジュアルポジションシステムの安定を最適化

注意:

・ アップグレード後に必ずコンパスキャリブレーションを行ってください。

・ 機体のモーターはアップグレード後にロックされます。DJIパイロットアプリを起動し、ロックを解除してください

 

アップデートの方法

  1. バッテリーとSDカードの容量を確認。 – バッテリーは50%以上で100MB以上の容量がSDカードにあることを確認
  2. ファームウェアのアップデートの準備
    1. DJI webサイトから最新のパッケージをダウンロード
    2. SDカードをPCに接続し、SDカードの直下に解凍したファイルをコピー。SDカードをPCから抜き、電源がオフのInspire1のジンバルのSDカードスロットルにカードを挿入
  3. 機体アップデート
    1. リモートコントローラーがオフになっていることを確認し、機体の電源を入れます。アップグレードは自動的にはじまります。アップグレード中は絶対に電源をオフにしないでください。
    2. 約25分かかります。D-D-D-Dサウンドがなっている間はアップグレードのプロセスが実行中です。D—DDサウンドになると正常にアップグレードが完了しています
    3. SDカードのtxtファイルを開いて、正常にアップグレードが完了しているか確認してください。正常の場合は”result:success”と書き込まれます。もしも”result:failed”と書かれている場合は、再度アップグレードを実行してください
  4. コントローラーファームウェアアップグレード
    1. 送信機の電源がオフであることを確認し、USBポートにSDカードリーダーを接続し、上のSDカードを接続します。SDカードリーダーがない場合は、Inspireのカメラと送信機のUSBポートをUSBケーブルで接続します。
    2. 送信機の電源を入れ、60秒待つとアップグレードが始まります。アップグレード中は絶対に電源をオフにしないでください。
    3. アップグレードには約10分かかります。送信機のLEDが青になり、ビープサウンドでアップグレード中のプロセスが実行中であることがわかります。LEDが緑になり、サウンドが止まるとアップグレードは正常に完了しています。
  5. バッテリーファームウェアのアップデート
    1. フライトバッテリーのファームウェアは機体のアップグレード中に行われます。SDカードにファームウェアファイルを入れたままにしておくことをお勧めします。自動的に機体の電源が入った場合にアップデートが行われます。

10 4月

SimpleBGC 32bit用ファームウェア 2.50b2リリース

GUI (Windows, OS X, Linux): SimpleBGC_GUI_2_50b2.zip (8Mb 3.04.2015)

新機能

  • プログラム可能!リファレンスはこちら )
  • IMU温度キャリブレーションと補正
  • システムのレスポンスを解析する新ツール “アナライズ”
  • ゲイン設定可能なノッチフィルター
  • “モーター出力”設定グループをプレプロファイルベースに移動
  • GUIとファームウェアがBLEモジュールコミュニケーションサポート(テスト中)
  • 外部PIコントローラーの値を設定するための、新しい設定グループ”外部PIコントローラー”追加。
  • 新オプション”スワップフレーム&メインセンサー”。フレームIMUをメインIMUとして使用可能に。
  • 新オプション”ジャイロデットバンド”ゼロ付近のジャイロノイズをカットする。
  • “I2Cハイスピード”オプション。使用には気をつけてください。ハイスピードモードはI2Cエラーを引き起こす場合があります。

バグフィクス:

  • リセット後にデョフォルトプロファイルにアップサイドコマンドが呼ばれる問題を修正
  • “スキップジャイロキャリブレーション”を無効にしていた場合にアップサイドダウン認識が動作しない問題を修正。
  • フォローモードで大きなスピードを設定していた場合に加速リミットが効かない問題を修正

エンコーダーバージョン

  • 異なるエンコーダータイプが軸ごとに選択可能
  • サービスタブでモーターサウンドのボリュームを変更可能
  • エンコーダーキャリブレーションのバグ修正

SimpleBGCボードへプログラム書き込みが正規リリースされました。自動的に360度パンをして上・中・下と3段でパノラマ写真を撮影するスクリプトを1ボタンに割り当てたり、スライダーと組み合わせて、チルト・パンするタイムラプス映像を撮影できたりと様々な使い方ができそうです。

スワップフレーム&メインIMU機能も嬉しい。BasecamSimpleBGC Tinyボード付属のIMUセンサーをメインセンサーとして使用し、ボード内蔵のIMUをセカンドIMUとして設定することもできるようになりました。

エンコーダー版(ハードウェア・ソフトウェア両方の対応が必要ですが、モーターの絶対位置をフィードバックできるのでドリフトがなくなる上、カメラバランスも簡単に取れるようになります)も着実に進化しています。

SimpleBGCボードはこちらからお買い求めください。

09 4月

Phanto3についてよくある質問

Phantom3の良くある質問です。

Phantom3プロフェッショナルと、Phantom3アドバンスの違いはなに?

もっとも大きな違いはカメラです。Phantom3プロフェッショナルのカメラはすばらしい4Kで、30フレーム/秒の映像が撮影できます。Phantom3アドバンスは、1080p60までの映像を撮影できます。どちらのモデルも12メガピクセルの写真を撮影できます。

もう一つの違いはバッテリー充電器です。Phantom3アドバンスは57W充電器ですが、Phantom3プロフェッショナルは100Wの充電ができ、より短時間で充電が可能です。

カメラを取り外し可能?

いいえ、どちらも固定されており取り外しはできません。カメラの取り外しや、変更、改造は商品を壊す可能性があり、保証もなくなります。

リモートコントローラーとバッテリーを同時に充電可能?

バッテリー充電器と、リモートコントローラー充電器はより使いやすくするために統合されていますが、どちらか一つづつ充電してください。同じ充電器で同じときに両方を充電してはいけません。

リモートコントローラーの背面にある二つのボタンはなに?

DJI Pilotアプリからお好きな機能を割り当てることができます。マニュアルを確認してください。

Phantom3をどこまで遠くまで飛ばせる?

信号の到達距離は環境によって異なります。しかしPhantom3はパイロットから最大2Kmまで到達します(日本仕様は異なる場合があります)

Phantom3用にどのアプリを使えばよい?

Phantom3はiOS/Android用のDJI Pilotアプリが用意されています。これはInspire1用に使うものと同じです。アプリは自動的にどちらの機体に接続されているか認識し、適切に表示されます。

どのモバイルデバイスが利用できる?

DJIパイロットアプリはiOS8以上、またはAndroid4.1.2以上に対応しています。次のデバイスがおすすめです。
iOS: iPhone 5s, iPhone 6, iPhone 6 Plus, iPad Air, iPad Air Wi-Fi + Cellular, iPad mini 2, iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular, iPad Air 2, iPad Air 2 Wi-Fi + Cellular, iPad mini 3, and iPad mini 3 Wi-Fi + Cellular. This app is optimized for iPhone 5s, iPhone 6, and iPhone 6 Plus
Android: Samsung S5, Note 3, Sony Z3 EXPERIA, Google Nexus 7 II, Google Nexus 9, Mi 3, Nubia Z7 mini

どのようにPhantom3でコントロールモードを変更できる?

標準ではモード2にセットされていますが、DJI Pilotアプリからモード1に変更できます。

Phantom2用のコントローラーをPhantom3で使える?

いいえ。Phantom2用のコントローラーはPhantom3に対応していません。Phantom3コントローラーは2.4Ghzで動作します。

Phantom2用のバッテリーをPhantom3で使える?

いいえ。Phantom3はより強力な新デザインのバッテリーとなります。Phantom3は4セルで4480mAhです。

リモートコントローラーを別途購入する必要がある?

いいえ。Phantom3はリモートコントローラと一緒に届き、機体とリンクされています。

Phantom3はデュアルリモートコントローラーに対応している?

いいえ。同封のリモートコントローラーで、コントロールとカメラの両方をコントロールします。

Phantom3の飛行時間は?

飛行時間は環境と、使用方法によって大きく変わりますが、フル充電後、最大23分飛行するよう設計されています。

Phantom2で使っているモバイルデバイスホルダーは使える?

使えません。

それぞれの機体の仕様はこちらをご覧ください。ご予約受け付け中。

Phantom3プロフェッショナル

Phantom3アドバンス

08 4月

Inspire3発表&予約受付開始!

スクリーンショット 2015-04-09 0.54.19

スクリーンショット 2015-04-09 0.43.11

スクリーンショット 2015-04-09 0.42.41

なんと、フラットレンズ 4KになってLightBridge搭載されたPhantom3が発表されました。

Inspire1のように超音波と下面カメラによりスタビライズし室内での飛行が可能になります。アプリもInspireと同じDJI Pilotを使えます。

DJIPilotアプリはYoutubeライブに対応。空からリアルタイム映像をインターネットに公開できます。

DJIPilotアプリ内にiMovieのような映像編集ソフトも搭載。その場で編集してシェアすることができます。

DJIアプリにはシミュレーターと自動フライトログ機能も搭載

Phantom3ProfessionalとPhatom3AAdvancedモデルがリリース

プロは4K24/25/30FPS アドバンスは1080P60FPSまで
プロは$1259, アドバンスは$999

DJIユニバーシティという学習システムを公開。

スクリーンショット 2015-04-09 1.09.17

11月にはSDKをリリース。自動フライト、フォローミーなど様々なアプリを作成可能。

ビデオグラファー フィリップ・ブルーム、女性フォトラグラファー(カヤックからクジラ撮影)、消防士がPhantomが消火、防災、救助の際にどのように安全を確保する道具となるか説明。

ここで、ライブ終了。

Inspire1 4Kカメラ用ハンドヘルドの発表はなし。

Inspire1とPhantom3アドバンスのカメラは同じ性能を持ってそうですので、映像もシームレスに編集できそうです。

2オペレーション、強風への耐性、より長時間のフライト、足が写り込まないこと、360度パンが必要であればInspire。より小型で持ち運びがしやすく、リスクのあるフライトにはPhantom3。がよさそうです。

どちらにしてもPhantom3は価格帯をみても入門者から上級者(状況によって使い分け)までベストな選択になりそうです。

予約はこちらから!

Phantom3プロフェッショナルの仕様

【製品仕様】

【機体】

重量:1280g
直径(プロペラ込):689mm
最大上昇スピード:5m/s
最大下降スピード:3m/s
ホバリング精度: 垂直 +/- 10cm 水平 +/- 1m
最大スピード:16m/s(ATTモード、無風)
最大飛行可能高度:6000m
稼働温度:0℃〜40℃
GPSモード:GPS/GLONASS

【カメラ】
センサー:SONY EXMOR 1/2.3 有効画素数 12.4M(合計画素数 12.76M)
レンズ:FOV94°(35mm換算で20mm) f/2.8 フォーカスは無限
ISO範囲:100-3200(ビデオ) 100-1600(写真)
シャッタスピード:8秒 – 1/8000S
画像最大サイズ:4000 x 3000

静止画写真モード:
– 通常撮影
– 連写3/5/7枚
– オートブラケティング(AEB)3/5
– ブラケットフレーム0.7EV
– タイムラプス

映像撮影モード:
– UHD: UHD: 4096x2160p 24/25, 3840x2160p 24/25/30
– FHD: 1920x1080p 24/25/30/48/50/60
– HD: 1280x720p 24/25/30/48/50/60

SDカード:マイクロSD 最大容量64GB、Class 10またはUHS-1レートが必要
最大映像ビットレート:60Mbps
サポートファイルフォーマット
– FAT32/exFAT、
– 写真:JPEG、DNG
– 映像:MP4、MOV(MPEG-4 AVC/H.264)

稼働可能温度:0℃ – 40℃

【ジンバル】
稼働範囲:ピッチ -90° 〜 30°
安定化:3軸安定化

【ビジョン機体安定化装置】
最大速度:8m/s以下 (地上から2mの場合)
高度範囲:30cm – 300cm
動作範囲:30cm – 300cm
稼働環境:明確なパターンのある地上表面で、十分な明かりがあること(15LUX以上)

【リモートコントローラー】
周波数:2.400GHz – 2.483GHz
最大距離:2000m(野外で障害物がない場合:国内仕様は異なる場合があります。)
映像出力ポート:USB
稼働温度:0℃ – 40℃
バッテリー:6000mah LiPo 2S
モバイルデバイスホルダー:タブレット、またはスマートフォン
受信精度:101dBm +-2dBm
送信電力(EIRP):(国内仕様は異なる場合があります。)
– FCC:20dBm
– CE : 16dBm
動作電圧:1.2A @ 7.4V

【バッテリー充電器】
電圧: 17.4V
電力:100W

【インテリジェントバッテリー】
容量:4480 mAh
電圧:15.2V
バッテリータイプ:LiPo4S
容量:68Wh
重量:365g
最大飛行時間:約23分
稼働温度:-10℃ 〜 40℃
最大充電容量:100W

【アプリ/映像転送】
モバイルアプリ:DJI Pilot
EIRP:100mW
映像転送稼働周波数:2.4GHz ISM
ライビュビュー画質:720P@30fps(モバイルデバイスとコンディションによる)
レイテンシー(遅れ):220ms(モバイルデバイスとコンディションによる)
必要システム:
– iOS8.0以上
– Andoroid4.1.2以上
おすすめのデバイス:
iOS: iPhone 5s, iPhone 6, iPhone 6 Plus, iPad Air, iPad Air Wi-Fi + Cellular, iPad mini 2, iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular, iPad Air 2, iPad Air 2 Wi-Fi + Cellular, iPad mini 3, and iPad mini 3 Wi-Fi + Cellular. This app is optimized for iPhone 5s, iPhone 6, and iPhone 6 Plus

Android: Samsung S5, Note 3, Sony Z3 EXPERIA, Google Nexus 7 II, Google Nexus 9, Mi 3, Nubia Z7 mini

 

05 4月

DYS GoPro3軸ジンバルのSimpleBGCコントローラー32bit tiny化

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DYS Smart3 Gopro 3軸ジンバルは 8bitのSimpleBGCコントローラーボードが搭載されていますが、8bitは2.40が最終バージョンとなっています。32bitでは安定度が大幅に向上し、様々な機能が追加されているため8bitコントローラーボードを32bitTinyボードで置き換えて使っています。

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SimpleBGCTinyボードはオンボードIMUのためカメラの裏にボードを取り付けることができ、とてもシンプルに配線ができます。付属のIMUをセカンドIMUとして利用して、デュアルIMUにすることもできます!

8bitを32bitに置き換えるための3DプリンタパーツSTLファイルはこちらからダウンロードできます。

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01 4月

NumanFilmによるDJI Inspire1のレビュー映像

DJI Inspireにより2ヶ月以上撮影を行ったNumanFilmによるInspire1のレビュー映像です。

・24P/4K, 30P/UFD, 60P/1080Pのカメラが付属

・GoPro4と比べほとんど性能は変わらないけれど、少しDJI4Kカメラがフィルムメーカーにとって優れている点があります。
一つは、シャッタースピードがマニュアルで設定でき、映画のようなモーションブラーをカメラで対応できます。

・暗部の性能も驚かされます。少しざらざらになりますがブロックノイズほどではなく、デノイズすることで十分な解像度を得ることができます。

・カメラの設定を変更でき、シャープネスを-1にすることで、少しソフトになりブリンキングを抑えることができます。

・InspireはPhantomよりも少し重たくより頑強です。これによりフライト中より的確に反応し、よりパワフルで、つまりPhantomよりもずっとよいマルチコプタです。

・ジンバルオペレータとパイロットが分離できるのも大きな利点です。これはS1000で体験したことですが、Phantomではジンバルを他のオペレータがコントロールすることができず、これは大きな問題でした。

ジンバルオペレーターと分離することで、パイロットは機体の操縦に集中することができ、2オペレーションで映像に大きな違いが生まれます。

パイロットが機体を上昇し、カメラオペレーターが撮影対象を追うことで、とても映画のような映像をつくることができます。これはPhantomでは行うことができません。Inspireを導入するなら絶対に2オペレーションを導入することをおすすめします。
もちろんひとりでも飛ばすことができますが、カメラオペレーターがいることで、映像の表現の幅を大幅に向上させることができ、これが大きな違いを生み出します。

・もちろんよりよいカメラで撮影したくなりますが、価格帯を考えればInspire1はすばらしいオプションです。とても簡単に移動でき、ケースが付属し、バックパックで人里はなれた場所に移動することも十分に可能な軽さです。

・GH4とS1000の撮影はもちろんよりすばらしいですが、価格とクオリティを考えればInspire1を選ぶ十分な理由になります。

2オペレーション可能、マニュアルシャッタースピードと他のカメラオプション、暗所のカメラ性能、HDライトブリッジ映像転送機能付き、統合されたパイロットアプリ。これらを考えればInspire1はすばらしいマルチコプタと言えます。

現在2オペ、1オペとも国内在庫あるのですぐに納品できます。AirPawanaではファームアップグレード、初期設定、テストフライトを行って納品させていただくことができます。

Inspire1 2オペ仕様:http://airshop.pawana.jp/items/885678
Inspire1 1オペ仕様:http://airshop.pawana.jp/items/885672