DJI Inspire1 ファームウェアアップデート 1.2.1.0
DJI Inspire1のファームウェアがアップデートされました。アップデートの内容と更新方法は次の通りです。ご確認ください。
- ファームウェアアップデート v1.2.1.0
- iOS用DJIパイロットAppアップデート v1.0.3
主要なアップデート
- 電波干渉や他のエラーが発生した場合に、自動的にP-ATTIモードに移行する可能性を下げた
- 突然フライト中にジンバルがドリフトする問題を修正
- 移動中の表面からの初期化とテイクオフをサポート(船や自動車など)
- インテリジェントランディングギア機能を追加。テイクオフして最初に1.2m以上上昇した場合に自動的にギアを上げ、0.8m以下になった場合に自動的にギアを下げます。この機能はパイロットアプリからオンオフを設定できます
- フライト禁止ゾーンを更新
- リターンホームを最適化。20m以上の高度がある場合にスティックを動かすことで、機体の上昇を中止することができます。
- インテリジェントフライトバッテリーの充電・放電が必要な場合にパイロットアプリがアラートを表示します。
- フライト前にバッテリーが完全に充電されているかアラートを表示
- GPSなしの場合に120mの高度制限。
- HDMI出力のOSD表示を最適化
- パイロットアプリはそれぞれのバージョンの代わりに統合されたバージョンを表示するよう変更
- ホームポジションをRCポジションに変更した際に、前のポジションとの距離をアラート表示
- P-ATTI/ATTIに入った場合になぜ入ったかをパイロットアプリに表示
- リターンホームに入った場合により詳細な情報を表示
- ジンバルのUSBポートに他のデバイスが接続された場合にジンバルの動きを停止
- ジンバルキャリブレーション機能を最適化
- ビジュアルポジションシステムの安定を最適化
注意:
・ アップグレード後に必ずコンパスキャリブレーションを行ってください。
・ 機体のモーターはアップグレード後にロックされます。DJIパイロットアプリを起動し、ロックを解除してください
アップデートの方法
- バッテリーとSDカードの容量を確認。 – バッテリーは50%以上で100MB以上の容量がSDカードにあることを確認
- ファームウェアのアップデートの準備
- DJI webサイトから最新のパッケージをダウンロード
- SDカードをPCに接続し、SDカードの直下に解凍したファイルをコピー。SDカードをPCから抜き、電源がオフのInspire1のジンバルのSDカードスロットルにカードを挿入
- 機体アップデート
- リモートコントローラーがオフになっていることを確認し、機体の電源を入れます。アップグレードは自動的にはじまります。アップグレード中は絶対に電源をオフにしないでください。
- 約25分かかります。D-D-D-Dサウンドがなっている間はアップグレードのプロセスが実行中です。D—DDサウンドになると正常にアップグレードが完了しています
- SDカードのtxtファイルを開いて、正常にアップグレードが完了しているか確認してください。正常の場合は”result:success”と書き込まれます。もしも”result:failed”と書かれている場合は、再度アップグレードを実行してください
- コントローラーファームウェアアップグレード
- 送信機の電源がオフであることを確認し、USBポートにSDカードリーダーを接続し、上のSDカードを接続します。SDカードリーダーがない場合は、Inspireのカメラと送信機のUSBポートをUSBケーブルで接続します。
- 送信機の電源を入れ、60秒待つとアップグレードが始まります。アップグレード中は絶対に電源をオフにしないでください。
- アップグレードには約10分かかります。送信機のLEDが青になり、ビープサウンドでアップグレード中のプロセスが実行中であることがわかります。LEDが緑になり、サウンドが止まるとアップグレードは正常に完了しています。
- バッテリーファームウェアのアップデート
- フライトバッテリーのファームウェアは機体のアップグレード中に行われます。SDカードにファームウェアファイルを入れたままにしておくことをお勧めします。自動的に機体の電源が入った場合にアップデートが行われます。